ブランドマネジメントアワードで3年連続ファイナリスト!2年連続SDGs審査員特別賞受賞!

2024年11月24日に有楽町朝日ホールで開催されたブランドマネジメントアワードで、昨年に引き続きSDGs審査員特別賞を受賞しました。
ブランドマネジメントアワード2024

リアルやオンラインで応援いただき、本当に励みになりました。
心から感謝申し上げます。

審査員 
名古屋経済大学経営学部准教授徐 誠敏先生からの評価

まず、「ブランディング事例コンテスト(現BRAND MANAGEMENT AWARD)」に、IPU環太平洋大学サステナブルブランドプロジェクトで3年連続チャレンジすることに対して感心しました。2年前の「IPUジビエ」をはじめ、昨年の「IPUエシカルアスリート」に引き続き、3年目のチャレンジ(「IPUカルチャー」)ですが、そのプロジェクトの一貫性と持続性、社会的意義に対しては高く評価したいと思います。
また、近年増加する外国人、とりわけ日本国内において一番多いベトナム人(日本で働くベトナム人と留学生などを含む)に焦点を当てて、IPU環太平洋大学のベトナム留学生たちが中心になり、本プロジェクトを推し進めたことには大きな意義があると感じました。
さらに、明確なパーパス・ビジョン・ミッション・バリューを掲げて、それらを実現するために取り組むことで、経済的価値と社会的価値の向上に貢献したことは大きな意味があると感じました。
今回のプロジェクトでは、「食は美味しさを媒介とするリアルメディア」という言葉の意味だけではなく、「人と人をつなぐ絆づくり」役割を果たすコミュニケーション・ツール、すなわち、食を通した異文化交流を深めることで、皆がつながる・社会的意義のある学びと体験の場を提供するという共通の目標も実現することができたと感じました。
「日本では近年、外国人労働者が急激に増加を続け2023年10月末には約204万人を突破し、過去最高を更新しました(「外国人採用サポネット」)。とりわけ、外国人労働者の在留数が最も多いのはベトナムです。そのため、日本の中小企業の社内での外国人の従業員が年々増えています。その一方、母国の家族と離れ異国で長く一人暮らしをし続けることで生じるホームシックや社内の日本人の社員と円滑にコミュニケーションが取れていないことで起きる疎外感と孤独感により、会社を辞めて帰国する外国人従業員も増えています。このような悪循環を未然に防ぐためにも、今回の「IPUカルチャー(ベトナムの食文化)」を通した異文化交流を深めることで、外国人従業員の離職率を下げると同時に、これまで日本人の従業員と外国人の従業員の間で存在していた壁を超えて、組織をよりいっそう活性化させることが期待されます。