昨年半年間通っていたSDGsビジネススクール主催の、白山市マッチングイベント&StartSDGs第2期生開校イベントに参加するため、金沢工業大学に行ってまいりました。
午前中は、金沢工業大学 地方創生研究所SDGs推進センター長の平本督太郎先生からご指導頂き、
午後は僭越ながら、1期生代表で事例プレゼンターとしても登壇いたしました。
弊社が現在すすめているのは、人材不足の中小企業と児童養護施設の卒所後の方のマッチングです。
児童養護施設で暮らす子供たちは、18歳または20歳になったら施設をでなければならず、
親が家の保証人になってくれない
免許取得のお金がない
車取得のお金がない
という3つの貧困に苦しんでいる若者を事業を通じて解決するビジネスを展開しています。
地方の中小企業は人材不足のため、多大な採用コストをかけていますが、
地方に無尽蔵にある空き家・空き部屋を会社の寮として活用し、
免許取得のお金は会社が建て替え給与天引きとし
免許返納者の車を期間限定で貸与するというところにコストをかけ、
社会人として人材育成をしながら、
今後は、お金の使い方も学ぶことで貧困の連鎖を断ち切れるように関わっていく予定です。
愛情不足で育った彼らの繊細な心情に親代わりとなって寄り添えるのは
心根が優しく、ファミリービジネスとして理念経営を実践している
地方の中小企業だからこそできると考え、今後全国600か所ある児童養護施設をつないで
同時多発的に広がっていけるように協力者、理解者を募っています。
誰一人取り残すことなく、未来を担う次世代の未来が明るく描けるように、
これからも実践してまいります。